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品名: ユーロ・バイエルン
SAE粘度: 0W-40
規格: API: SM AECA: A3
油種: Synthetic ボロン Plus α 配合
BMW を初めとする欧州高級スポーツサルーン車仕様設計オイルです。耐久性、油膜の強さを特に重視し、ボロン Plus α を配合し、高速、高負荷、長距離運転時でも安定した油温を維持し、耐摩耗性・せん断安定性性能において抜群の性能を発揮します。
ヨーロッパの代表的エンジンメーカーに指定された要求性能に対応するように設計されたガソリン乗用車エンジン用の高性能粘弾性型シンセティックオイルです。
0Wという低粘度だと、せん断能力が劣ると思われがちですが、EURO Bayernは、せん断安定能力を向上させています。
欧州車は、高速道路での制限速度は高い。しかも長距離が多く過酷な運転状況を考えて作業温度が高く設定されています。過酷な運転状況なので、油膜の温度も重要視しています。
油膜の強さについては、ボロン Plus α 配合とGL-4級のギアオイル性能が金属摩耗からエンジンを保護します。特に日本の運転状況は Stop & Go を繰り返す、世界でも類を見ない過酷な状況といえます。そうした欧州・国内での状況下でも、優れた耐荷重性能・強力なせん断安定性・強力な油膜形成と、ボロン効果により高い潤滑能力を発揮する高性能オイルです。
◎ BMWエンジンに合った粘度 ◎
BMWのエンジンは、メタルクリアランスが小さい(幅が狭い)ので、柔らかいオイルのほうが狭いところにもすばやくオイルが入り込み短時間で油膜を形成できます。指定オイルも0Wが指定されています。
◎ 早期油膜の形成 ◎
ドイツ車は、アイドリングをしないことを前提に車を製造しています。エンジン始動直後に即発進することが当たり前です。エンジン始動直後に即発進するという事は、オイルがエンジン全体に潤滑させるために国産車に比べえ油圧設定を高く設定している事からわかります。0Wであればオイルが早期にエンジン内に行き渡り安心してスタートできます。
◎ 燃費性能の向上への期待 ◎
通常やわらかいオイルのほうがフリクションロス(粘度抵抗)も少なく、燃費への貢献度は高くなります。
最近は、国産車でも0Wオイル指定の車が出てきています。(ホンダ:ストリーム、ニッサン:シーマなど)
通常、低粘度オイルを選択すれば燃費には好影響を与えますが、油膜は薄くなり。せん断能力が劣ってしまいエンジンが摩耗してしまうという現象が起こります。
しかし、EURO Bayernの場合は、0Wという低粘度プラス流体間摩擦低減減少により燃費に大きく貢献し、ギアオイル性能・ボロンによる強力な油膜によりエンジン摩耗を防止します。
燃費とエンジン保護を両立させた超高性能オイルです。
◎ 静粛性 ◎
0Wというやわらかいオイルだと「音がうるさくなる」というイメージがありますが、エンジン全体に早くオイルが行き渡るのが早くなり音も静かになります。
Bayernの場合は、上記に加えて、粘弾性能を持ち合わせています。オイルがクッションの役割を果たし、音(メカニカルノイズ)を消してくれます。静粛性が抜群です。
ボロンは単なる一時的なコーティイングではなく、金属の表面に、科学的に結合します。
通常の潤滑剤(オイル)は、装填した時がその商品性能のピークで、時間経過と共に酸化してしまい性能が劣化します。
しかし、ボロンは装填時の基本性能は充分であることは勿論ですが、経過時間による酸化によってボロン被膜が形成されていきます。 これは金属面に科学的に強固に結合する故です。ボロンの硬さはタイヤモンドの85%の硬度を持っています。